パン屋のブログで政治や選挙について云々言うのはどうかという人もいるかもしれませんが、構わず発信しようと思う。だって、大きな力によっていつも捻じ曲げられるのは勘弁だからね。悪あがきだけはいつだってしてやるさ。そして大きな力に風穴を空けるのはいつだって小さな力の結集だと信じてるから。
くだらないバラエティ番組、大きな圧力のかかったニュース、報道、それにおんぶにだっこの芸能人や評論家etc…
僕ら多くの国民が汗をかき、奮闘して一日を終え、テレビをつけるとそんなもんばっかりです。
そして残念ながらそういう大きな渦に巻き込まれて色々な判断を促されている人が多く、またそれに気づくこともままならないのもまた事実。
大学の先輩が「自分の感性に従う、ってよく言うけど、その感性自体本当に自分の中から出たものか疑わしい」と。
つまり、もしかしたら自らの感性から生まれた(と思い込んでいる)考えや生き方もいつのまにか時代やどっかの誰かのでっかいバイアスがかかっているかもしれないということ。
そしてそのことを疑わない人が結構いるんだということ。
世論調査の結果がニュースでも報道されて、それが全ての国民の総意だとはとても信じられず、暗い気持ちになる。
率直に言えば「自民過半数を確保」ってありえないだろ。ってこと。
彼らは原発さえ止めようともせずいったい何を「取り戻す」のか。かつての自民党政権下で利益を被っていた輩との偏った自国愛を取り戻すつもりなんだろうか。そもそもあの舌足らずの党首をもう一度首相にしてどうする?
大きな力に風穴を空けるには一人一人が自分で考えて行動するしかない。
それは立場や損得を度外視してでも自らの意思を未来に残すという意味で誇り高き反抗である。
それは苦しいことだけれども、そういう人が一人でも増えれば必ず未来は変わってくる。
歴史上の戦でみんなが好きなのは2万人の兵力をたった500人で打ち負かした、みたいな、いわゆる「ジャイアントキリング」だけど、いざ現実になるとどうして大衆は大多数の方に流れるのかホント疑問だわ。
こういうことを書くことで嫌な思いをする人もいるかもしれない。
でもやっぱり今のメディアや報道のあり方、テレビのあり方、政治のやり方、
そして何よりも何も発言しないまま大きな流れに乗りっぱなしの大衆のあり方はどう考えても
自分の子供達の世代に引き継ぎたいものじゃない。
個人や団体、店がなんかしらの発言をブログなり何なりで発信することは
リスクを伴うかもしれない。
だから他愛もない日々のことだけを発信していれば、いいのかもしれない。
ただそれでは何も変わらない。
権力者が既得権益にしがみつき、強きは弱きを見捨て続ける。
大きな流れに風穴を開けるためには一人一人がほんの少しの変化をしなければ何も変わらない。