1月17日

本日、とある事務所に電話を入れた。
先の選挙、大間原発無期限凍結を謳って函館の小選挙区で当選した方の事務所である。
具体的に大間原発無期限凍結のためにどういう政策を考えているのか、一市民として聞いておきたいと思ったからだ。
以下そのやり取りの一部である。
僕「大間原発の無期限凍結と言う選挙時におっしゃっていた事は今でも変わらず実現するおつもりでしょうか?」
事務所の方(以下:事)「もちろんそれは変わることありません」
僕「それでは今後、具体的にどういった政策や方法でそれを実行されていくのでしょうか?」
事「具体的には・・・まだ通常国会も始まっていませんし、党の方針も固まってませんし・・・」
僕「例えば、大間原発の訴訟を起こしている函館の工藤市長と共に動く事も可能かと思いますが?」
事「えーと、ですからまだ具体的には検討中でありますので・・・」
僕「具体的にどのように動いていくかを考えずに選挙で高々と大間原発無期限凍結を謳ってらっしゃったんですか?」
事「いやいや、もちろん国会ではそのことは訴えかけていく覚悟ではございますが、党の中でも色々な考えの方がいらっしゃいますし、まだ当選したばかりの一年生議員ですので・・・」
僕「では党が大間原発にGOサインを出された場合にはどうされますか?」
事「それにはもちろん無期限凍結を申し上げていく所存にございます」
僕「よかった、それが聞きたかったんです。ありがとうございました」
事「ありがとうございます(汗)。今後とも応援よろしくお願いします!」

一部ではありますが、文面で伝わるかな~。
はっきり言ってな~んも考えてないよね。
最後の「応援よろしくお願いします!」だけ、やたら元気良かったけど(笑)

改めてだけど、一つ確かな事があります。
それは、政治は政治のプロに任せていては彼らのいいようにしか動いていかない。
だから政治は政治のプロに任せっぱなしではいけない。
そのために僕ら小市民が出来る事は、「いつだってアンタらに目を光らせているんだよ、俺らは」
って態度と自ら変えていかなければ何一つ変わらないっていう危機感を忘れない事だ。

僕だって出来ればパンのことや子供のことだけ考えてたいさ。
何も考えずに大好きなミュージシャンのDVDとか見たいわ。
でもそれ、いま出来なくて大変苦しい。
嫌でも原発や福島の事を考えてしまう。
嫌でもその裏にある巨大な闇について考えて憤ってしまう。

活動家でも右でも左でもない僕が、ただのパン屋が、こんなブログを書くなんて世も末だと思う。
新作パンの告知だけしてれば充分なはずなのに・・・

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