「くさいはうまい」という小泉武夫という人の著書があります。発酵食品の色々を書いている本ですが、読みやすい本で、2,3時間で読めます。「いいにおい」「くさいにおい」と単純に割り切れないのが食べ物だと思います。実は「くさいにおい」の食べ物が美味しかったりするので不思議です。嗅覚はなかなかコントロールが効かない、ストレートに感覚に訴えてくるところがあるように思います。
パンの醗酵具合と、窯入れのタイミングは鼻と感触で判断しています。とても原始的ですが、これがなかなか奥深いのです。
tomboloは火曜日が定休日なので、今日のような悪天候の日は家でゆっくり読書など、と考えていたのですが、なんだかんだでドタバタと動き回っているうちにあっという間に日も落ちて風呂入って、寝る時間になってしまいました。大体もう8,9時には眠くなってしまう、パン屋の宿命です。