黒い雨

「黒い雨」今村昌平監督の原爆がテーマの映画です。
それは恐怖の象徴の様に私は記憶していました。

それが、結婚式の日に降ってきたら・・・どうでしょうか・・・・?
今年春に上映される映画です。

今現在過ごしている日常は、物欲であふれてもっともっとと思っているかもしれません。
けれどもその日常が崩壊したとき、
ようやくあのなんでもない日々は幸せだったんだと気づくのだと思います。
チェルノブイリでは26年前から、
福島県では2年前から、
そのような状況です。
是非、想像してみてください。
原発は日本全国津々浦々に存在します。

下記リンクは今年春に函館にて上映予定の映画です。

こちらも是非見てみて下さい。

1月17日

本日、とある事務所に電話を入れた。
先の選挙、大間原発無期限凍結を謳って函館の小選挙区で当選した方の事務所である。
具体的に大間原発無期限凍結のためにどういう政策を考えているのか、一市民として聞いておきたいと思ったからだ。
以下そのやり取りの一部である。
僕「大間原発の無期限凍結と言う選挙時におっしゃっていた事は今でも変わらず実現するおつもりでしょうか?」
事務所の方(以下:事)「もちろんそれは変わることありません」
僕「それでは今後、具体的にどういった政策や方法でそれを実行されていくのでしょうか?」
事「具体的には・・・まだ通常国会も始まっていませんし、党の方針も固まってませんし・・・」
僕「例えば、大間原発の訴訟を起こしている函館の工藤市長と共に動く事も可能かと思いますが?」
事「えーと、ですからまだ具体的には検討中でありますので・・・」
僕「具体的にどのように動いていくかを考えずに選挙で高々と大間原発無期限凍結を謳ってらっしゃったんですか?」
事「いやいや、もちろん国会ではそのことは訴えかけていく覚悟ではございますが、党の中でも色々な考えの方がいらっしゃいますし、まだ当選したばかりの一年生議員ですので・・・」
僕「では党が大間原発にGOサインを出された場合にはどうされますか?」
事「それにはもちろん無期限凍結を申し上げていく所存にございます」
僕「よかった、それが聞きたかったんです。ありがとうございました」
事「ありがとうございます(汗)。今後とも応援よろしくお願いします!」

一部ではありますが、文面で伝わるかな~。
はっきり言ってな~んも考えてないよね。
最後の「応援よろしくお願いします!」だけ、やたら元気良かったけど(笑)

改めてだけど、一つ確かな事があります。
それは、政治は政治のプロに任せていては彼らのいいようにしか動いていかない。
だから政治は政治のプロに任せっぱなしではいけない。
そのために僕ら小市民が出来る事は、「いつだってアンタらに目を光らせているんだよ、俺らは」
って態度と自ら変えていかなければ何一つ変わらないっていう危機感を忘れない事だ。

僕だって出来ればパンのことや子供のことだけ考えてたいさ。
何も考えずに大好きなミュージシャンのDVDとか見たいわ。
でもそれ、いま出来なくて大変苦しい。
嫌でも原発や福島の事を考えてしまう。
嫌でもその裏にある巨大な闇について考えて憤ってしまう。

活動家でも右でも左でもない僕が、ただのパン屋が、こんなブログを書くなんて世も末だと思う。
新作パンの告知だけしてれば充分なはずなのに・・・

2013年始動

さて、長い冬休みも今日で終わり。
日本列島を強行縦断し、へとへとで帰宅。
帰りに2泊3日で寄った金沢はとても良かった。
弟の働くジョー・ハウスではお世話になりました。
ピザ激ウマでした。ご馳走様でした。

帰ってくるとトイレの水が凍ったりドアが開かなかったり・・・
寒さの次元が全然違うな、と改めて。

そんな2013年も明日から仕事始めです。
どうぞ今年もよろしくお願いします。

p.s.3連休は全て営業しております。

忙しく慌しい年末年始に。

バタバタと過ぎ去っていく年末年始に、
tomboloプレゼンツ企画の相談に某pの森さん宅へ集まりました(^^)
一品持ちよりの美味しい楽しいパーティーでしたが、
ヘビーな話をみんな真剣に2時前までしてくれました。
本当にありがとう!

昨年夏に出会ったこの映画の衝撃を忘れられず、
函館にて上映会を企画する事になりました。
少しでも同じく衝撃を味わって欲しくて、
ここに予告編のリンクを張っておきます。
どうか、見てみて下さい。

さようなら2012

今年もあと2日になりました。
今日は仕事納めです。
今日はまずい飯を食い合った寮の同期、Ⅰ君が来てくれました。ありがとう。また来てね。
そしてお店に足を運んでくださった皆様、ありがとうございます。来年もよろしくお願いします!

今年はリヴォン・ヘルムも死んだんだよな、安倍さんよ、これを聞け「それをすな!」

巳年カンパーニュ

巳年カンパーニュ
今週いっぱいは
「巳年カンパーニュ」
を作っています。
鏡餅代わりにどうでしょうか?
数に限りがありますので、早めのご予約をおススメします。
年内は30日(日)まで営業中です。
年明けは12日(土)からになります。)
ご来店お待ちしております!

政治家を育てる質問──「池上彰の総選挙ライブ」について

福島の原発事故以降、疑問に思う事があります。
それは表現者(芸能人や役者、ミュージシャン、映画監督などなど...)としてテレビに出ている人や著名人が
自らの意思で原発の危険性やそのからくりなどを「表現」する人がほとんどいない、ということです。
これはつまりそういう「からくり」だからなんだろうけど、それってあまりにも表現者として誠意がないというか...逆に言えばそれをなんらかの形で「表現」しようとしている、あるいはプロフェッショナルとしての誠意に抗えずに大きな闇と向き合わざるを得なかった「モノホン」が浮き彫りになった、とも言えるのかもしれません。
ヤフーニュースで以下のようなものを見つけました。

以下ヤフーニュースより転載。

12月16日の衆議院選挙投票日。テレビ東京の開票特番「池上彰の総選挙ライブ」を担当しました。

 放送中から思わぬ反響をいただき、テレビ東京にはいまも再放送やDVDの発売を求める声が寄せられているそうです。

 テレビ東京の人たちはもちろんのこと、外部スタッフが総力を挙げて制作・放送したものですから、当然の評価とはいえ、その一翼を担った私も嬉しく思います。

 いつも「いい質問ですね」が口癖の私としては、視聴者に「いい質問ですね」と言ってもらえる内容を目指したからです。

 ただ、党首や候補者への私のインタビューは、ジャーナリストとして当然のことをしたまでで、これに関する評価は面映ゆいものがあります。

 というのも、たとえばアメリカのテレビの政治番組なら、政治家に対しての容赦ない切り込み、突っ込みは当然のことだからです。

 日本なら「失礼な質問」に当たるようなことでも、平然として質問をしますし、質問を受けた側も、怒ることなく(怒ったら負けですから)、見事に答えます。そんな当然のことをやってみたに過ぎないのです。

 私の質問に対する政治家各氏の反応はさまざまでした。怒り出す人、論点をずらして反論を試みる人、他党の例を出して誤魔化そうとする人、絶句する人—-。期せずして政治家の性格やレベルが浮き彫りになりました。

 こうしたインタビューが評価されるということは、逆に言えば、これまでの政治番組や選挙特番が、政治家に対して、厳しい質問をしてこなかっただけなのではないでしょうか。

「当選おめでとうございます。いまのお気持ちは?」レベルの質問をしていては、政治家の答えも容易に予想できます。聞かずもがなの質問。それでは「いい質問」ではないのです。

 まして、政治家に質問を投げかける側が、政治の勉強をしていなかったりするようでは、本質を引き出すことはできません。

 いまの日本の政治家に関しては、その質が低いのではないかと批判されます。それはその通りなのですが、政治家と真剣勝負をしてこなかった日本の政治ジャーナリズムにも責任があるのだと思います。

 なれあいの質問、返事が容易に予想できる質問ばかりを投げかけていては、政治家は緊張することがありません。自分を高めていこうという意欲をかき立てることもありません。

 まずは、政治報道に関わるジャーナリストが、「いい質問」を鍛え上げること。日本の政治を立て直すためには、ここから始めてはいかがでしょうか。

 政治家を育てるような質問を考えるのです。

ジャーナリストだけに限らず社内で闘える人材がもっと出てこなければ、と思います。

3連休と年末年始のお知らせ

明日から3連休。
冬休みに入った子供達もいるかな。
3連休は休まず営業しています。
今年最後のシュトーレンもお焼きしました。
坂道は圧雪、ツルツルになっておりますので、お気をつけてお越しください。
年内は30日までの営業となります。
年始は少し長めにお休みを頂き、兵庫の実家の方に行っております。
ですので新年は1月12日(土)からの営業となります。
よろしくお願いいたします。

12月17日

比例も小選挙区も未来の党に入れたが、まったくもってマイノリティー過ぎる。
一番まっとうな田中康夫氏もマイノリティー過ぎる。
60歳以上のアホばっかりがこぞって選挙に行き、アホに投票する。
みんな本当に考えて投票したんだろうか?
みんな自分の子供や孫のことを思って投票したのだろうか?
思って自民党に投票したのだったらはき違えてると言うしかない。
思わず投票したのだったらそれはもはや人として何も言えない。
ワイドショーばかり見てないで老眼に鞭打ってこの小さい文字を、小さき声を虫眼鏡ででも読んで欲しい。
本当にがっかりしている。

自民党の経済政策は指針もなけりゃ、可能性もない。
そもそも景気が良くなれば全てうまくいくっていう考えはバブル期までのお話。
そんなこと小学生でも麻生○郎でも分かる。
でもアホにはそれが良く響く。あぁ・・・

今回の選挙で失望した人たち。
本当に日本の未来を憂い、悩んでいる人たち。
今は裏通りかもしれないけど、必ず裏通りは表通りに通じているから諦めないで欲しいと思う。
バカだと言われるかもしれないけど俺はそれ、ずっと信じてるんだ。