「ジョン・ケージっぽい」なんてあり得ない

その昔、即興音楽なるもののワークショップに参加したことがある。恥ずかしながら。
当時興味があったからね。
参加者各々好きな楽器(もしくはそれに準ずる、音の出るもの)を持ってくるというのが条件。
僕はなーんも考えずにギターを持っていった。
そしてちゃんとした楽器を持ってきたのは僕だけだった。
「これは何かまずいな・・・」
そう思った。
そしてワークショップが始まった。
即興音楽だからみんな思い思いに音を鳴らすわけだけど、
お茶碗とか空き缶とか鳴らしてる中にギター持ってるのが段々恥ずかしくなってきた僕はだんまりだった。
チンチン、カンカン、ピーピー・・・
僕はずっと畳の目を指でなぞっていた。
一音も鳴らさぬままワークショップは終盤にさしかかった。
そこでワークショップの主が
「キミ、何でもいいんだよ。やってみなよ」

まずいなぁ・・・
血迷った僕はブルーズ・コードをかきならした。
その瞬間、場が凍ったのがよく分かった。
参加者全員の冷めた目を忘れられない。
メロディをやったらアカン、という暗黙の了解を無視した者に対するまなざしは驚くほど冷たかった。

ワークショップ後には
「キミは即興音楽ってのを全然わかってない」のお墨付き。トホホ・・・

まぁ、それでも反省しない僕はこう思っている。
「あの場でいちばんオレがそれっぽくない」

「それっぽい」のは見当外れよりよっぽど性質が悪いと思っている。
即興音楽の話に戻れば、とりあえず何か叩いたり、音を出せばそれっぽく聞こえたりするからね。
それってどんどん本質から逸れていくし、どこにもたどり着かない。

「それっぽくない」ものって風当たり強いから敬遠されがちだけど、そこにこそ突破口はある。と思っている。

常に「じゃあ翻って自分自身はどうだろう?」というあくまでポジティヴな自問自答を各々持てる社会が日本の未来を支えていくと思う。
そんな自問自答イベントになればいいな、と思います。↓ 詳しくはpazar bazar のHP 見てみてください。

祝日

最近は食卓に秋刀魚がよく出ます。
やっぱり出初めよりも、100円を割って、安くなってきた今頃の方が断然うまい。

さて、10月10日は月曜日ですが、祝日のため営業してます。

土日はマルシェ

明日の土曜日と日曜日は「PANの森」無農薬野菜販売やります。
紫芋うまいです。ぜひ買っていってください。

淡路帰りの友人からたまねぎ頂きました。
あれ食べてるの葉っぱらしいね。
根っこだと思ってました。

マルシェat 柏木町

明日10月7日(金)は第一金曜日なので、柏木町に出張販売に出かけます。
桜ヶ丘通り沿いです。
ラスク、ライ麦パンもあります。
お昼からは天気も回復しそうなので奮ってお出かけください。

小学生時代を栃木県の田園地帯で過ごした、
だから秋になると稲刈り後の田んぼや、わらを燃やした匂いをかいで下校した。
薪を燃やすとなんとなくその時の感覚がよみがえる。(田舎だったしゴミなんかも自分宅で燃やしていた)

ライ麦パン

明日はライ麦のパン焼いてます。
今度の3連休は営業しております。

なんだかんだで10月もあっという間に過ぎて、シュトレンとか仕込みだす季節になるんだな~。
早いな~。
そしてまた雪が降り出すのか・・・

写真はパリの老舗パン屋「ポワラーヌ」
パンも接客もカッコよかった。

ラスク

久々の水曜日営業。
最近はめっきり朝が遅くなって夜が早くなってきましたね。
日差しが気持ちいい秋、夜長の秋、あっという間に寝てますが。

さて明日ラスクあります。

金曜日は雨らしいですが、柏木町(桜ヶ丘通り)に出張販売いたします。
そちらも併せて宜しくお願いします。

秋へ

すっかり秋らしくなってきた元町付近です。
ななかまどの実も赤く色付いてきました。
今週はラスクを少しずつ作ろうと思います。

そして週末にはいよいよ終盤にさしかかってきた「オープンサンドの日」やります。
浜野さんの野菜もだいぶラインナップが変わって来ました。
去年いただいた栗はうまかったな。
そしてかぼちゃ地獄というイベントもやった。
おそらく今年もやるでしょう。

パリに着いてすぐにマルシェに行きました。
というかたまたまやっていたのでチーズやらパンやらを買って食べました。
雨が降る中、たくさんの生産者とお客さんでごった返してました。